
ヘアカラーに関しての大事な話とピンクブラウン
春だからか、ピンク系のカラーのオーダーが多いですね。
ピンク系のカラーを今までされたことのある方はなんとなくわかるかと思うんですが、ピンクにしたかったのに「なんとなくピンク系のブラウン」とか「赤みのあるオレンジ系ブラウン」みたいになったことってありませんか?
それはある意味当然と言いますか、そうなっても仕方ないといいますか
むしろそうなっちゃうんだよねーっていう結果なんです。。
で、大事なのは「じゃあどうすればピンクになるの?」ってとこですよね。
簡単に言えば「メラニンを壊して極力赤みを無くす」ってことなんです。
こんなのって見たことありませんか?

これはレベルスケールといって、髪の明るさの目安になるものなんですが数字が大きくなるほど明るくなっています。
それと同時に黄色くなっていっているのがわかりますでしょうか?
1番オーダーの多い8〜10くらいだとまだかなり赤みが強く(何色にしても普通の茶色に見えるっていうのはこのため)13以上になると赤みが少なくなり黄色みが出てきていますよね。
こちらが2回ブリーチした状態でピンクをかぶせたカラーです


1番オーダーの多い8〜10くらいの明るさベースだと、髪に含まれるメラニンが邪魔をしてどうしても濁ってしまうんですよね。。
なのできれいなピンクにしたい方は1度、赤みが消えるくらいまで明るくするしか方法はありません。。
明るく方法としてはブリーチを使うのか、ブリーチに抵抗がある場合は14レベルくらいのアッシュで明るくしてベースを作ってから(黒髪からだとメラニンが残りやすいので2〜3回)カラーをしていかないといけないですね。
ちなみに上の写真にしてから2週間後の状態がこちら

だいたい1週間ちょっとでこれくらいまで抜けたそうです。
ほんのりピンク感を感じますがさすがにバイト的にマズイってことで
今回は前回よりも彩度を抑えてブラウンミックスの
「ピンクブラウン」に*


今回は色持ちを少し良くするために白髪にも対応できるスロウカラーの「コンフォートライン」を使用しています*
見比べていただくと同じピンク系でも全然違った雰囲気ですよね。
どんな感じのピンクを求めるかによって、染める前のベースの状態がとても大事です。
よくインスタなんかを見ていても「ブリーチ未使用」とか書いてあると思いますが、実際はブリーチを使用していなくてもかなり明るめで赤みが抑えられているベースができている場合がほとんどです。
これはピンク系に限らず、アッシュ系でもグレー系でも共通して言えることですのでご希望のヘアカラーに近づけるにはやはり継続して先を見据えた施術が絶対条件になってくるわけです。
色の持ちをよくするにはヘアカラーようのシャンプーを使ったり、アッシュシャンプーやシルバーシャンプー、ピンクシャンプーなどを使って色素を補う方法もあります。
理想のカラーは1度では不可能なことも多いですが 回数を重ねることでよりクオリティも上がり、褪色しにくいベースができあがったり より簡単な工程で理想のヘアカラーに仕上げることが可能になっていきますので、カラーに関して何かご相談などがあればお気軽にご相談ください*
2019-04-04 13:51:35

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